| 脳腫瘍で大事なことは、脳圧(頭蓋骨の中の圧力)が亢進していることがあるということです。
脳腫瘍が発生し大きくなりましても、人間の脳は頭蓋骨に囲まれてますので、外から見ても腫れてきているとか、変形しているなどの外見に変化を見いだすことは殆どありません。しかし、頭蓋骨の中の空間に存在する脳を徐々に圧迫してくるため脳圧が上昇し始めます。脳圧亢進症状を呈した場合の臨床症状としては、頭痛・嘔吐・うっ血乳頭が3兆候といわれています。
人間というのは眠ると脳圧が高くなり、目が覚めると下がるというリズムがあります。普通の人は寝て脳圧が上がっても、頭痛を感ずるレベルには達しないので頭は痛くありません。ところが、脳圧全体が上がってきますと、痛みを感じるレベルに入ってきます。そうすると眠っている時、どんどん脳圧が高くなり頭が痛くなります。目が覚めてしばらくすると楽になります。これを「目覚め型の頭痛」といい脳腫瘍に特徴的な頭痛です。

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